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Feb 01, 2005

ジャスト「一太郎」の販売中止を命じる 松下アイコン訴訟で判決

ジャスト「一太郎」の販売中止を命じる 松下アイコン訴訟で判決(ITmedia)

松下とジャストが争っていた「アイコン特許事件」で、東京地裁判決は松下の主張を認め、「一太郎」「花子」の製造販売中止と製品の廃棄を命じた。最新版への影響などについて、ジャストは「現在確認中」としている。

特許の内容は

特許は「情報処理装置及び情報処理方法」(特許番号第2803236号)で、1989年10月に出願され、1998年7月17日に登録された。「アイコンの機能説明をさせる第1のアイコン」をクリックしてから第2のアイコンをクリックすると、第2のアイコンの機能説明をしてくれる処理、について。ワープロ用の技術だったとされる。

こんなの特許として通しちゃだめでしょ(笑
AppleのHyperCardが登場したのが1987年。ワープロ専用機ではないけれどHyperCardの世界では同様の動作をするスタックが沢山存在していたと記憶しています。
それに、特許庁のホームページを見ると、審査には以下の要件

1 自然法則を利用した技術思想か
2 産業上利用できるか
3 出願前にその技術思想はなかったか
4 いわゆる当業者(その技術分野のことを理解している人)が容易に発明をすることができたものでないか
5 他人よりも早く出願したか
6 公序良俗に違反していないか
7 明細書の記載は規程どおりか

を満たしているかどうかを判断するようですが、'89年出願じゃどう考えても進歩性は無いし上記の3、4に該当し特許として認めるような発想では無いと思う。
ジャストの肩を持つつもりはないけれど、これでライセンス料むしり取ろうとする松下も審査を通した特許庁も松下の主張を認めた東京地裁も、恥ずかしくないの?と思ったり。

hchome

--追記 Feb 1,23:50
ニュース10見てたら解説してました。ITmediaの記事とはちと印象が違います。
ニュースを信じると「ヘルプアイコンをクリックした後、(?マークに変化した)マウスカーソルをツールバーのアイコン上に移動させた時にポップアップヘルプが表示される」というどう見てもWindowsの機能にしか見えない操作について訴えたようです(笑
似たような機能はAppleもSystem7時代にバルーンヘルプ、System8時代にアップルガイドとして実装しています。
HyperCardでもオブジェクト上にマウスカーソルが来た時に説明文を出すという手法はよく使われていたので技術の進歩性は皆無でしょう。

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